ツエーゲン金沢は12月26日、サンフレッチェ広島からMF松本大弥が期限付き移籍で加入することを発表した。移籍期間は2022年2月1日から2023年1月31日までで、この期間は広島と対戦するすべての公式試合に出場できない。松本は2021シーズンは同じく広島から大宮アルディージャに期限付き移籍していた。

上写真=松本大弥は2021シーズンは大宮でプレー。今度はJ2のライバルへと移籍することに(写真◎J.LEAGUE)

「背中を後押ししてくださった皆さんに感謝」

 松本大弥が再び武者修行に出ることになった。2021シーズンはサンフレッチェ広島から大宮アルディージャに期限付き移籍して16試合に出場したが、今度の所属先はツエーゲン金沢。10月9日の第33節では大宮の一員として金沢戦に先発出場している。

「ツエーゲン金沢の皆さん、サンフレッチェ広島から加入します松本大弥です。
 少しでも多く、皆さんと喜びを分かち合えるように、そしてチームの目標を達成できるように頑張ります。
 応援よろしくお願いします!」

 大宮ではボランチのほかに左サイドバックでのプレーも経験しており、柳下正明監督がどんな起用をするか楽しみだ。

 その大宮のファン・サポーターには1年の声援の感謝を伝えている。

「大宮アルディージャにかかわる皆さま、一年間ありがとうございました。サポーターの皆さまとたくさんの勝利を分かち合い、たくさんの喜びを共有したかったですが、なかなか満足できない結果で申し訳ありませんでした。そのなかでも最後までスタジアムで一緒に戦っていただき、自分たちの背中を後押ししてくださった皆さんに感謝しています。来シーズン、大宮アルディージャでプレーすることはできませんが、自分の活躍する姿が少しでも皆さんに届くように頑張ります!  愛してるぜWe Are Orange!」

 金沢でも活躍して、今度は敵としてNACK5スタジアムのピッチに立ちたい。

 そして、広島のファン・サポーターには改めて「行ってきます」の思いを届けた。

「来シーズンはツエーゲン金沢に期限付き移籍することが決まりました。
 自分のことを気にかけてくれているファン・サポーターの皆さんから届くメッセージは、とても励みになっています。
 自分の活躍する姿が少しでも多く皆さんに届くように頑張ります!」

松本大弥(まつもと・ひろや)
■生年月日:2000年8月10日
■出身地:東京都
■身長/体重:180cm/73kg
■経歴:横河武蔵野FC Jrユース - サンフレッチェ広島ユース - サンフレッチェ広島 - 大宮アルディージャ(期限付き移籍)
■出場記録
J1:11試合0得点
J2:16試合0得点
天皇杯:4試合1得点
■代表歴:2016年U-16日本代表、2017年U-17日本代表