京都サンガF.C.は4日、DF森脇良太が2021シーズンをもって契約を満了し、今季限りで退団することを発表した。2020年に加入し、昨季は負傷もあり17試合の出場で、今季も6試合に出場したのみだった。

上写真=今季限りで退団が決まった森脇良太(写真◎J.LEAGUE)

色々な感情が森脇の心の中でグッチャグチャ

 昨季、浦和から加入した森脇が今季限りでチームを離れることになった。森脇は、公式HPを通じて以下の通り、コメントを発表した。

「京都サンガF.C.を愛するみなさんへ

 昨日、クラブから契約満了を告げられ京都サンガF.C.を離れることになりました。寂しさ、悔しさ、情けなさ、色々な感情が森脇の心の中でグッチャグチャになってますが、サンガで過ごした2年間は素晴らしくビューティフルな時間でした!あまりピッチの上で貢献が出来なくて悔しさの方が強いですが、サンガで色々なことを学んだ日々は森脇にとって大きな大きな財産です。コロナ禍じゃなければ、もっともっとサポーターのみなさんと直接コミュニケーションを取りたかったです!笑

 でも、幸せな事に明日はサンガスタジアムでホームゲームが残ってます!明日は、2021最後の試合!
 サンガファミリーのパワーを結集させて、必ず勝利し、試合後はみんなで喜びを共有しましょうね(^^)。

 さあ行こうぜ♪ 胸をはって♪ 紫の勇者たち♪

 京都サンガF.C.は素晴らしいクラブです! 素晴らしいクラブで2年間一緒に戦わせてもらって、感謝の想いでいっぱいです!

 サンガを愛するみなさん! ありったけのパワーで今まで以上にサンガのサポートをよろしくお願いします。スタジアムでのみなさんの情熱が間違いなく選手にとってのパワーの源です! サンガを離れますが、京都サンガF.C.は森脇の心の中にこれからもずっとあり続けます!

 2年間ワッチャワッチャしてた森脇を優しくサポート・応援していただき、本当にありがとうございました!これからの京都サンガF.C.の成功も心から願ってます。

 PS:明日スタジアムに来られる方でお家にサンガのタオルマフラーがある方は、ぜひスタジアムに持ってきておいてください(^^)」

 今後については決定次第、発表される見込みだ。

 来季J1に12年ぶりに復帰する京都は、ヨルディ・バイス、庄司悦大、黒木恭平と32歳の3選手に続き、35歳の森脇の契約満了も発表。世代交代を図りつつ、新チームの編成を着々と進めている。

■森脇良太(MORIWAKI Ryota)
・生年月日:1986年4月6日(35歳)
・出身地:広島県
・身長/体重:178cm/74kg
・ポジション:DF
・経歴:サンフレッチェ広島ユース→サンフレッチェ広島→愛媛FC→サンフレッチェ広島→浦和レッズ→京都サンガF.C.