栃木SCは12月1日、2019年より3シーズンにわたってチームを指揮してきた田坂和昭監督が、2021シーズン限りで退任すると発表した。今季は41節終了時点で14位。田坂監督は残り1試合を「笑顔を終われるように共に戦ってください」とファン・サポーターにメッセージを送っている。

上写真=田坂和昭監督が今季限りで退任することになった(写真◎J.LEAGUE)

菅原ヘッドコーチと兼村コーチも契約満了

 田坂監督は2019年に就任し、初年度は20位、翌シーズンは10位と着実にチームを前進させた。タフに戦うチームとしてさらなる飛躍を目指した今季は41節終了時点で14位。3年間の指揮したチームを今季限りで離れることになった。

「3年間共に戦ってくれたサポーター、スポンサーの皆さま、選手・スタッフ・関係者、全ての皆さまに感謝しています。残り1試合、笑顔で終われるように引き続き共に戦ってください。宜しくお願いいたします」

 なお、田坂監督とともに、菅原大介ヘッドコーチと兼村憲周コーチの契約満了も発表されている。

■田坂 和昭(たさか・かずあき)
・生年月日:1971年8月3日
・出身地:広島県広島市
・選手歴:東海第一高→東海大→ベルマーレ平塚→清水エスパルス→セレッソ大阪
・日本代表歴:ユース日本代表、日本代表
・指導歴:セレッソ大阪U-18コーチ→セレッソ大阪コーチ→清水エスパルスコーチ兼サテライト監督→大分トリニータ監督→清水エスパルスヘッドコーチ→清水エスパルス監督→松本山雅FCコーチ→福島ユナイテッドFC監督→栃木SC監督