水戸ホーリーホックは8月4日、MF古宿理久を横浜FCから育成型期限付き移籍で獲得したことを発表した。期限付き移籍期間は2021年8月4日〜2022年1月31日までで、背番号は27。

上写真=古宿理久は横浜FCから水戸へ活躍の場を移すことに(写真◎J.LEAGUE)

「成長した姿を皆さんにお見せできるように」

 古宿理久はプロ2年目、20歳のMFだ。今季は横浜FCではJ1リーグ2試合、ルヴァンカップ3試合に出場していて、ルヴァンカップ第4節の柏レイソル戦でプロデビュー、第6節の浦和レッズ戦ではフル出場を果たしている。

 青森山田高校時代には高校選手権で準優勝したときのメンバーで、的確なパスでボールを循環させていくボランチだ。その高校時代にともに戦った武田英寿も浦和レッズからFC琉球へ出番を求めて移籍しており、8月14日のアウェーゲームで激突するかもしれない。「横浜FCから加入することになりました古宿理久です。感謝の気持ちを忘れず、チームのために走り、 闘い、貢献できるように頑張ります! 水戸ホーリーホックに関わる全ての皆さん、よろしくお願いします!」とクラブを通じてあいさつ。中盤の中央で後半戦のキーマンになる。

 横浜FCはアカデミーから所属していたクラブだけに、古宿にとってはまさに武者修行に出る形。「横浜FCファン・サポーターの皆さんこんにちは。まずは一年半ありがとうございました。たくさんの事を学び、とても刺激的な日々を送ることが出来ました。横浜FCで学んだこと全てをピッチ内外で表現して、更に成長した姿を皆さんにお見せできるように頑張ってきます! これからも応援よろしくお願いします!」と成長を誓った。

古宿理久(ふるやど・りく)
■ポジション:MF
■背番号:27
■生年月日:2001年4月18日(20歳)
■身長/体重:178cm/69kg
■出身:神奈川県
■経歴:JFC FUTURO - 横浜FCJrユース - 青森山田高 - 横浜FC