栃木SCは30日、大分トリニータから黒崎隼人が期限付き移籍で加入すると発表した。黒崎にとっては古巣への復帰だ。期限付き移籍期間は2022年1月31日まで。また、移籍期間中の当該チーム同士の全ての公式戦に出場できない。

上写真=大分から栃木に期限付き移籍した黒崎隼人(写真◎J.LEAGUE)

背番号は昨季と同じ33番

 勝手知ったるチームに『復帰』することになった。法政大から2019年に栃木に加入し、2020年シーズンには26試合に出場した黒崎は今季、大分に完全移籍していた。だが、リーグ戦ではここまえ5試合となかなか出場機会に恵まれず、このタイミングで期限付きながら古巣でプレーすることになった。

「この度、期限付き移籍にて栃木SCに加入することとなりました。まず初めに、このような形で迎え入れていただいた栃木SCの皆さんに感謝したいと思います。この想いをピッチで結果として表せるよう、恩返しできるよう全力で栃木の為に戦いたいと思います。栃木SCのサポーターの皆さん、共に戦いましょう!」

 チームのために戦う覚悟を、黒崎は栃木の公式HPに寄せた。また、大分のサポーターにも公式HPを通じてメッセージを送っている。

「この度、期限付き移籍することを決断しました。シーズン途中での移籍ということでととても悩みましたが、自分のレベルアップのためにこの決断をしました。この半年間色々なことを学び、色々な経験ができました。しかし心残りはチームに何も貢献ではなかったことで悔しい気持ちでいっぱいです。この気持ちを糧に移籍先で活躍できるように頑張ってきます。引き続き応援をよろしくお願いします」

 さらなる成長を誓った。

■黒﨑 隼人(くろさき・はやと)
・ポジション:DF
・背番号:33
・生年月日:1996年9月5日(24歳)
・出身地:栃木県宇都宮市
・身長/体重:182cm/77kg
・経歴:岡本FC→栃木SCジュニアユース→栃木SCユース→法政大→栃木SC→大分トリニータ