V・ファーレン長崎は4日、クラブスタッフ1名が新型コロナウイルス感染症のPCR検査で陽性診断を受けたと発表した。現在、当該者に目立った症状はなく、宿泊療養施設にて隔離・療養中。なお、当該者は5月2日の水戸ホーリーホック戦(J2第11節)に帯同していたため、水戸側と情報を共有、確認を行なった。また、保健所により濃厚接触者1名、接触者1名との判定を受け、本日4日にPCR検査を受検した。

上写真=スタッフ1名の陽性が明らかになった(写真◎J.LEAGUE)

濃厚接触者1名、接触者1名が4日にPCR検査

 3日にクラブスタッフ1名の陽性が判明し、4日までに保健所により濃厚接触者1名、接触者1名が特定された。当該の2名については本日4日にPCR検査を受検。その他の選手・スタについては濃厚接触者には該当しないと判断されている。

 なお、明日5日の『明治安田生命J2リーグ第12節・ブラウブリッツ秋田戦』は予定通り開催。選手およびスタッフは、Jリーグ規約等に基づき、試合当日に実施するオンサイト検査で陰性となった者のみエントリーし、安全性を担保して試合に臨む。また、試合終了後に改めてPCR検査も実施する予定となっている。

■当該スタッフの経過・症状
・4/26(月)オフ
・4/27(火)多良見事務所にて勤務
・4/28(水)鼻炎の症状を発症。多良見事務所、なごみクラブハウスで勤務。
・4/29(木・祝)多良見事務所、なごみクラブハウスにて勤務
・4/30(金)多良見事務所、なごみクラブハウスにて勤務
・5/1(土)水戸へ移動
・5/2(日)アウェー水戸戦。試合終了後、東京へ移動。
・5/3(月)長崎へ移動。多良見事務所、なごみクラブハウスにて勤務。Jリーグ公式検査の結果により医療機関を受診。陽性診断を受け、Jリーグに報告。