3月13日のJ2第3節で、大宮アルディージャが京都サンガF.C.を迎えた一戦は、前半19分の時点で雷のため中断、後に中止が決定した。18分に京都が武富孝介のゴールで先制したが、その直後のキックオフの前に雷鳴が響いて中断した。

上写真=スタジアムのビジョンに「試合中止」の文字が(写真◎J.LEAGUE)

■2021年3月13日 明治安田生命J2リーグ第3節(@NACK)
大宮 0-1 京都
得点:(大)
   (京)武富孝介
※中断時点まで

先制ゴール後に雷鳴

 ゴール、そして雷鳴。

 J2第3節の大宮アルディージャ対京都サンガF.C.戦は、18分に武富孝介が決めて京都が先制した直後、雷雨のため19分の段階で中断。早期の回復が見込めないことで、その後、中止が決定した。

 Jリーグは公式ツイッターで14時59分に試合中止を発表。15時1分にはスタジアムの場内アナウンスで集まったファン・サポーターに安全を呼びかけた。再試合の日時や開催スタジアム、チケットの払い戻し方法などについては後日、Jリーグやクラブの公式サイトで発表されること、半券はそれまで保管しておくこと、雷雲が通過中のため、安全確保のため避難を続けることなどが伝えられた。

 15時24分にはJリーグが正式に以下のように中止のプレスリリースを発表。

 3月13日(土)開催の、2021明治安田生命J2リーグ 第3節 大宮アルディージャ vs. 京都サンガF.C.(14:00キックオフ/NACK5スタジアム大宮)は、前半19分まで試合を行いましたが、雷雨のため中止となりましたのでお知らせいたします。

  なお、この試合の取り扱いについては、決定次第改めてお知らせいたします(*1)。

■中止となった試合
2021明治安田生命J2リーグ 第3節
3月13日(土)14:00 大宮アルディージャ vs. 京都サンガF.C. NACK

【中止となった試合のチケットについて】
 中止試合のチケットの扱いについては、決定次第お知らせいたします。お手元のチケットは取り扱い決定まで大切に保管してください。

*1:Jリーグ規約第63 条 〔不可抗力による開催不能または中止〕
(2)公式試合が、キックオフされた後に、不可抗力により第62条の規定に基づいて中止となった場合、当該試合の取り
扱い(再試合または再開試合の日程および場所を含む)については、次の各号からチェアマンが決定する。
1 90 分間の再試合
2 中止時点からの再開試合
3 中止時点での試合成立

武富孝介のフィニッシュで京都が先制

 その19分までに、スコアは動いた。

 未明から断続的に降り続く雨の影響を多分に受けて、主審も転倒してしまうほどスリッピーなピッチだった。いかにこの条件を味方につけるかが一つのカギになったが、先に実現したのはアウェーチームの方。京都は18分、自陣右からのロングパスを武富孝介が胸で落とし、ピーター・ウタカが左に展開、荻原拓也が滑るピッチを利用して低い弾道のシュートを放った。これは大宮のGK上田智輝が何とか弾いたものの、こぼれたところをゴール前まで走り込んでいた武富がプッシュ、見事に先制した。

 この直後、雷鳴が轟き、高山啓義主審が中断を宣告して選手を控室に戻し、観客も同じく避難した。

現地取材◎平澤大輔 写真◎J.LEAGUE