ツエーゲン金沢は14日、11日に全選手とスタッフに対して実施したPCR検査の結果、トップチーム選手2名が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたと発表した。また、クラブ関係者5名が濃厚接触者に該当すると判定された。今回の結果を受け、延期されていた『2021新体制発表記者会見』は中止となった。

上写真=11日のPCR検査で選手2名が陽性判定を受けた(写真◎J.LEAGUE)

8日には選手1名の陽性を確認

 金沢では1月8日(金)にトップチーム選手1名が新型コロナウイルス感染症のPCR検査で陽性判定を受けている。11日には全選手とスタッフに対してPCR検査を実施。その結果、トップチーム選手2名が陽性判定を受けた。また、今回、陽性となった選手の濃厚接触者にあたるクラブ関係者は5名と判定された。

 なお、8日に陽性が確認された選手の濃厚接触者に特定された2名はPCR検査の結果、陰性が確認されている。

■当該選手Aの経過、症状
・1/9(土)チームはオフ(体温:36.6℃)
・1/10(日)チームはオフ(体温:36.9℃)
・1/11(月・祝)チームはオフ、PCR検査実施(体温:36.6℃)
・1/12(火)チームはオフ(体温:36.8℃)
 20時に陽性判定の連絡(無症状)

■当該選手Bの経過、症状
・1/9(土)チームはオフ(体温:36.5℃)
・1/10(日)チームはオフ(体温:36.0℃)
・1/11(月・祝)チームオフ、PCR検査実施(体温:36.1℃)
・1/12(火)チームはオフ(体温:36.4℃)
 20時に陽性判定の連絡(無症状)

 今回の検査で陽性判定を受けた当該選手A、Bはともに、発熱などの症状は出ていないが、金沢市内の病院に入院し、経過観察となる予定。 また、濃厚接触者にあたるクラブ関係者5名については管轄保健所の指導に沿って適宜、対応するとしている。

 なお、8日から延期されていた『2021新体制発表記者会見』は、さらにチーム内に陽性者が出たことに伴い、中止が決まった。