松本山雅FCは7日、大分トリニータから小手川宏基が完全移籍で加入すると発表した。小手川は北九州時代には10番を背負ったMFで、トップ下、サイドハーフ、ボランチでプレー可能な選手。プロ14年目のシーズンは松本のユニフォームをまとうことになった。
上写真=大分で長くプレーした小手川宏基の松本加入が決定(写真◎J.LEAGUE)
昨季限りで大分は二度目の契約満了
プロ14年目のシーズンを前に、小手川か決断した。地元大分を離れ、松本でプレーすることになった。2020年シーズン限りで大分w退団していた。
「はじめまして、松本山雅FCに加入することになりました小手川宏基です。松本山雅FCの勝利に貢献できるように頑張ります。サポーターの皆さんの前でプレーできることを楽しみにしています。よろしくお願いいたします!」
大分ユースから2008年にトップに昇格し、プレー。以降、期待されながらもなかなか結果を出せず、2012年に契約満了となった。しかし、13年に入団した北九州でコンスタントに出場し続け、力を証明。10番を背負い、チームに貢献して評価を高める。16年はJ3降格を経験することになったが、自身は5年ぶりにJ2の大分に復帰することになった。そして18年にはJ1昇格に貢献。降格の怖さを知り、、昇格も知る選手ということになる。J1復帰を目指す松本にとって、小手川の経験は大きいものだろう。
小手川宏基(こてがわ・こうき)
■ポジション:MF
■生年月日:1989年9月12日
■出身:大分県
■身長/体重:173cm/67kg