30歳のベテランDFが清水エスパルスからヴァンフォーレ甲府に完全移籍することが1月6日に発表された。2020年に清水エスパルスに移籍して14試合でプレー。新年を新しいクラブでのJ1昇格というミッションに捧げる。

上写真=清水から甲府へ。金井貢史は富士山をまたいで北へと移った(写真◎GettyImages)

「強い覚悟をもってきました」

 金井貢史は2000年2月5日生まれの30歳。横浜F・マリノスのアカデミー出身で、2008年にトップチームに昇格、以降、サガン鳥栖、ジェフユナイテッド千葉、名古屋グランパス、清水エスパルスでプレーしており、今回の移籍で加わったヴァンフォーレ甲府が6チーム目となる。

「ヴァンフォーレ甲府に関わる全ての皆様、はじめまして。金井貢史です。

 まず厳しい状況の中、私にプレーする機会を与えて下さったクラブに感謝しています。ありがとうございます。
 J1昇格という目標を達成する為に強い覚悟をもってきました。しっかりとプレーで体現したいと思います。
 また、ぶどう、桃、温泉とすべて僕は大好きなので、山梨での生活も楽しみにしています!
 2021シーズン、一緒に戦いましょう!」

 というコメントにあるように、ユーモアにあふれる性格で、チームのムードメーカーとしても楽しみな存在。2020年は14試合2出場して2得点。J2でのプレーは15年の千葉時代以来となるが、甲府の昇格のためにすべてをかける。

金井貢史(かない・たかし)
■ポジション:DF
■生年月日:1990年2月5日
■身長/体重:175cm/74kg
■出身地:神奈川県