写真◎J.LEAGUE
ヴァンフォーレ甲府は12月30日、大分トリニータのFW三平和司が加入すると発表した。湘南ベルマーレ、京都サンガF.C.でもプレーした三平は、20年限りで大分との契約が満了となることが発表されていた。
上写真=甲府に加入することが決まった三平(写真◎J.LEAGUE)
「甲府を盛り上げられるように」
1988年1月13日生まれ、神奈川県出身の三平は、神奈川大在学中に湘南でJリーグデビューを果たすと、卒業後の2010年に正式加入。11年から2年間、大分に期限付き移籍した後、13年に京都に完全移籍し、15年に完全移籍で大分に復帰した。
同年に大分はJ3に降格したものの、16年も三平は残留し、大分は1年でJ2に復帰。18年はJ2リーグで30試合出場・10得点の活躍を見せてチームをJ1に引き上げ、J1昇格2年目となった20年も18試合出場・3得点の結果を残していたが、契約満了となることが発表されていた。
三平は甲府のクラブ公式HPで「大分トリニータからきました三平和司です! さんぺーって呼んでください!」とあいさつ。「大分トリニータでたくさんの愛をいただきました。甲府も愛のあるチームだと小塚から聞いてきました」と、19年に甲府から大分に完全移籍したMF小塚和季のネタを盛り込み、ファン・サポーターに向けて「甲府を盛り上げられるように一生懸命頑張るので、よろしくお願いします! オンザピッチよりオフザピッチのほうが得意です(笑)。J1昇格目指して頑張りましょう!」と明るくメッセージを送った。
また、甲府のクラブ公式ツイッターでも動画でメッセージを発表。甲府サイドも「動画で加入コメントを提出してくれた選手はクラブ史上初です(笑)」と歓迎している。