写真◎J.LEAGUE
大宮アルディージャは12月30日、サンフレッチェ広島のMF松本大弥が期限付き移籍で加入すると発表した。期間は2021年2月1日から22年1月31日まで。完全移籍が発表されたDF櫛引一紀に続く広島からの加入となる。
上写真=広島から大宮に期限付き移籍する松本(写真◎J.LEAGUE)
「大好きな広島を離れるのは残念ですが」
2000年8月10日生まれ、東京都出身の松本は、広島ユースに所属していた高校3年時の9月にプロ契約を締結。19年の明治安田生命J1リーグ開幕戦でJリーグデビューを果たしている。プロ2年目の20年は背番号を25番から5番に変更し、2月のJ1開幕戦で途中出場。青山敏弘、川辺駿などライバルが多いボランチで定位置確保こそならなかったものの、サイドでもプレーして持ち味の運動量やパワフルな右足キックを生かすなど、プレーの幅を広げた。
大宮は広島DF櫛引一紀が完全移籍で加入することが発表されており、広島から2人目の補強となる。なお今回の移籍期間は2021年2月1日から22年1月31日までで、期間中に行なわれる大宮とのすべての公式戦に出場できない。
松本は広島のクラブ公式HPを通じて「大好きな広島を離れるのは残念ですが、自分を育ててくれた広島に恩を返せるよう、全身全霊をかけて努力します。そしてチームに貢献できる力をつけて戻ってきたいと思います。引き続き応援をよろしくお願いします」と決意のコメント。大宮のクラブ公式HPでは「大宮アルディージャに関わる皆さま、はじめまして、松本大弥です。大宮アルディージャという伝統のあるクラブの一員になれて、とてもわくわくしています。自分ができることに全身全霊で取り組み、J1昇格を目指していきます。ファン・サポーターの皆さま、このコロナ禍の時代、まだまだ苦しい状況が続くと思いますが、大宮の力になれるよう頑張りますので、応援よろしくお願いいたします!」とあいさつしている。