J2のアビスパ福岡は13日、FW森本貴幸の移籍先がギリシャ3部リーグのコザニFC (AEP Kozanis FC)に決定したと発表した。森本は先月29日に双方合意の上で福岡との契約を解除し、海外クラブへの移籍を検討していた。

上写真=ギリシャ3部リーグへの移籍が決まったFW森本(写真◎J.LEAGUE)

自身3カ国目の海外挑戦

 現在32歳の森本は、東京ヴェルディジュニアユースに所属していた2004年に当時15歳でJリーグデビューを飾り、2006年8月にイタリアのカターニャへ移籍。その後、同国のノバーラ、UAEのアルナスルでプレーし、2013年8月にジェフユナイテッド千葉に加入。川崎フロンターレを経て、2018年から福岡でプレーしていた。

 同日、福岡の公式ツイッターでビデオメッセージが公開され、その中で森本は「アビスパはJ1にいなきゃいけないチームだと思う。今年はすごく良いメンバー、良いスタッフがそろっていてチャンスだと思うので、ぜひ(J1昇格を)達成してもらいたいです。たまに自分の結果をニュースとかで見てもらえたらうれしいです。本当にありがとうございました」と語った。