J2で6位の京都サンガF.C.は23日に行なわれるJ2第21節で、ホームに7位の栃木SCを迎え撃つ。21日のオンライン取材に応じたMF金久保順は、堅守を誇る相手を攻略するため「集中力を保ってプレーしたい」と話した。

上写真=前節の甲府戦は57分までプレーしたMF金久保(写真◎J.LEAGUE)

今季ここまで18試合に出場

 前節のヴァンフォーレ甲府戦、インサイドハーフとして2試合ぶりに先発出場したが、結果は0-0のドロー。「縦一本(のパス)が増えてしまって、そこで失うことがあった。サイドに振りながら空いているところを丁寧に、という崩し方でもよかった」と試合を振り返った。

 特に、甲府戦で2トップの一角として先発したMF荒木大吾を生かせなかったと反省。「甲府は守備のブロックがしっかりできていたけど、大吾のシュート力とか、そういう特徴をもっと出してあげたかった」。荒木とともに自身も57分に交代となった。

 33歳の金久保は、今季ここまで18試合に出場。MF登録では庄司悦大に次ぐ試合数だが、「連戦ですけど、ちょいちょい休みながらやっているのでコンディションは問題ない」と語り、中3日の栃木戦に向けて連続出場に意欲を示す。

 リーグ2位の17失点と堅守を誇る栃木について「全員でハードワークして勝ち点を取るチームなので、非常に手強い相手」と語り、「自分たちのやりたいことができないかもしれないけど、そういう中でも1試合を通して隙を突くとか、穴を見つけられるように集中力を保ってプレーしたい」と話した。