ジェフユナイテッド千葉のDF安田理大が31日、アビスパ福岡戦を前に取材に応じた。チームは10節から3連勝しながら、その後に3連敗。経験豊富なサイドバックは「もう負けられない」と気持ちを引き締めた。

上写真=オンラインで取材に応じる安田理大(写真◎J.LEAGUE)

福岡戦に勝って次につなげたい

 13節以降、長崎、徳島、北九州と続いた上位陣との対戦で千葉は3連敗することになった。勝利を重ねて一気に浮上したかったところだが、目的は果たせなかった。この3試合はいずれも複数失点している。看板であるはずの守備が崩されたのが、大きかった。

「北九州戦は立ち上がりはいい形で入れたけど、どうしても先制点取ったら守り切れるんじゃないかと、勝てるんじゃないかという気持ちがみんなの中に生まれたと思う。それでちょっと下がってしまって、相手に主導権を握られた。勝っているときこそ、しっかりと自分たちのサッカーを変えるのではなく、継続してやっていかないとダメ。今のチームには1点で勝ち切れる力はまだない。2点目、3点目を取りに行きながら、守備のオーガナイズをしていかないとダメだと、改めて感じた」

 先発フル出場を果たした安田は、そう敗因を振り返った。先制後のゲーム運びは大きな課題だ。前節の北九州戦は今季、2点以上取って初めて敗れた試合だった。同時に初めて3失点した試合でもある。

「3失点すべて、誰がボールにいくのかが、はっきりしない部分があった。局面の強さという部分で相手に劣っていたところはあったと思う。ミーティングでも話したんですけど、サッカーの基本的な部分、守備のやり方としてみんながどういう状況のときにどういうポジションを取って、どういう準備をするか。それが一瞬一瞬でできなかった。
 ゴールを取って勝っている状況で、ボールに対して緩くなり、全体が後ろに下がってしまったのが失点の原因だと思う。試合中にそれに気づいて、みんなに声をかけていたんですけど、もっともっと、感じていた俺が声を出すべきだったと思う。強く言うべきやった。チームでも北九州戦に関しては、もう2回くらい話し合った。もう、ああいうミスは起こらないようにしていきたい」

 現在の千葉の根幹である守備の確認作業と、ベーシックなプレーを完遂することが、安定して結果を出すためには必要なのだ。次節はホームの福岡戦。安田はいま一度、手綱をしっかりと締め直して臨むと言った。

「福岡は能力の高い選手がそろっているけど、ここまで良いとは言い切れない状況でウチと似ていると思う。だからこの試合に懸けてくると思うし、ウチらはホームなんで絶対に負けられない」

「3連敗してこれ以上は負けられないし、負けたから尻に火がつくのもおかしいですけど、みんなもこれ以上負けられないと思っていると思う。ホームではなかなか勝てなかったですけど、これからはそういう姿を見せないように。相手に合わせるんじゃなくて自分たちのサッカーで勝って、連戦ですし、次につなげたい」

 14位の千葉と15位の福岡。勝てばトップ10入りする可能性もある重要な試合だ。昇格を狙う千葉の現状を踏まえれば、確かに安田の言う通り、「もう負けられない」。