明治安田生命J2リーグで大宮アルディージャは11連戦というタフな日程をこなしているところ。8月は2分け4敗と勝ち星がない中で、改善への動きはもちろんある。菊地俊介が語るキーワードは「大胆」、そして「縦」。

上写真=「自分自身にフォーカスしていきたい」と菊地は連敗脱出へ意欲(写真◎大宮アルディージャ)

足元や裏のスペースでほしい

 今季4試合目の出場となったJ2第15節のV・ファーレン長崎戦で、菊地俊介には明確にチームの課題が見えた。

「守備では2トップになって規制しながらプレスをかける、という役割でした。チームとしては奪ったあとに攻撃に向かう段階でミスが結構あったので、そこは課題です」

 ピッチの上の実感は、収穫はディフェンスが良かったこと、課題は攻撃に移る最初のパスやその次にミスが生まれたこととする高木琢也監督の見解と一致する。

 これで4連敗となって苦しい時間が続くが、菊地が信じる解決法は「大胆さ」である。

「結果が出ていないので慎重にプレーしようとするシーンは多いですし、自分も含めてもう少しミスを恐れず大胆にプレーするようにしなければ」

 具体的には、守備の場面では「前線がプレスをかけに行ったときに後ろが連動していないときもある」という。「トップとディフェンスの距離が遠いようにも感じているので、僕たち(前線の選手)が行ったときにもっとついてきてほしいと要求はしています」

「結果が出ていないのでどうしても後ろの選手(守備陣)は少し背後が気になるところもあると思うけれど、チームとしてもバランス悪くなっているのが見られるので、みんなで話をしています」

 攻撃でも「横パスで逃げたりするのではなくて、縦に入れていく勇気が大事になります。そこはもっとやっていかなければいけない」。受け手にも出し手にもなる菊地としては、その両方でと自分にも仲間にも要求していく。

「前の選手からすると、どんどん足元や裏のスペースでボールがほしいですし、自分も含めてそういうシーン少ない。自分の問題もあるし、出し手の問題もあるので、そこはもう少しコミュニケーション取りながらやっていきたい」

 慎重さを大胆さに、横を縦に。メンタルと判断の両方の部分で前へ前へとフォームチェンジしていくことが、連敗打破への重要なファクターになりそうだ。