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大宮アルディージャを率いる高木琢也監督が27日のオンライン取材に応じ、横浜FCから完全移籍で加入したFWイバに対する印象などを語った。大宮は前節の愛媛FC戦に敗れ現在3連敗中。指揮官は新戦力イバがチームの起爆剤となることに期待を寄せた。
上写真=27日のオンライン取材に応じた高木監督(写真◎スクリーンショット)
イバ加入で連敗脱出なるか
22日に行なわれた愛媛戦を終えて2日間のオフを取った大宮。高木監督は「またこれから連戦もあるし、その前の連戦の疲れもあった。フィジカル的にも、メンタル的にも疲れを取らないといけなかった」と説明した。
愛媛戦は後半アディショナルタイムにPKを献上し、ラストプレーで勝ち越し点を決められるというショッキングな敗戦となった。従来の3バックではなく4-4-2で臨んだが、悪い流れを断ち切れず3連敗。指揮官は「結果がついてこない中、ディフェンスのところで前から方向性をつけたかった」とシステム変更の意図を明かし、「結果以外は狙いをもってやれた。結果以外は。結果がすべてだし、反省するところはある。決定力はつけていかないといけない」と振り返った。
決定力不足解消に向けて、チームは横浜FCからFWイバを獲得。J2通算78ゴールを記録しているストライカーはすでに合流し、早ければ29日のV・ファーレン長崎戦がデビュー戦となる。高木監督はイバについて「簡単なシュートはほぼ決める。間合いとかタイミングとか、シュートに持っていく形を持っている」と評価し、「彼の場合は得点を取る力もあるけど、ボールを抑える力があるので、他の選手の生かされ方も変わってくるんじゃないか」と波及効果にも期待を寄せた。
古巣対戦となる長崎戦に向けて、指揮官は「長くいたチームですし、自分の故郷でもあるので気にしていないことはない」と語りつつ、「そういう個人的なことよりも、首位のチームに勝つことで自信につなげたい」と連敗脱出を誓った。