写真◎スクリーンショット
J2の京都サンガF.C.でプレーするGK若原智哉が14日、練習後にオンラインで取材に応じ、16日のJ2第12節・ツエーゲン金沢戦に向けて意気込みを語った。プロ3年目、20歳の若原は今月10日に入籍。若き守護神は生涯の伴侶を得て、さらなる活躍を誓う。
上写真=練習後にオンライン取材に対応したGK若原(写真◎スクリーンショット)
ゴールマウスを守る責任
京都は連日、猛暑日を記録しているが、若原は「コンディション的には全然問題ない」と涼しい顔。「中3日ですが良い準備はできています」と、金沢戦に向けて体調万全をアピールした。
チームは直近2試合で5失点を喫しており、次戦は守備の改善が課題となる。攻撃サッカーを掲げる今季は前がかりになることが多く、ボールを失うと一気にピンチを招く場面が散見。若原も弱点は理解しており、「カウンターの対応にもっと集中しないといけない」と気を引き締める。
年上の選手たちに大声で指示を送る姿が印象的だが、「まだまだ足りない」と自分に厳しい。「後ろからもっと声を出して全体をまとめないといけない。次の試合ではもっと発信していきたい」。弱冠20歳ながら言葉には責任感がにじむ。
リーグ再開初戦の第2節から正GKの座をつかみとり、ここまで10試合連続で出場。今月10日に入籍し、公私ともに充実の時を過ごしている。若き守護神は「自分ひとりじゃなくなったので、家族のためにも勝ちを増やしていかないといけない」と、勝利を誓った。