写真◎Getty Images
J2の東京ヴェルディは5日、MF藤本寛也選手がポルトガルリーグ1部のジル・ヴィセンテFCに期限付き移籍することが決定したと発表した。籍期間は2020年8月9日より2021年5月31日まで。
上写真=ポルトガル移籍が決まったMF藤本(写真◎Getty Images)
昨年8月にキャプテン就任
クラブを通じて発表された藤本のコメントは以下の通り。
「この度ポルトガルのジルヴィセンテに移籍することになりました。12歳からヴェルディでサッカーをしてきて約9年間、喜怒哀楽を経験してきて人としてもサッカー選手としても様々な面で成長できたと思います。
この約9年間、ヴェルディで過ごしてきた日々は自分にとって一番大事な宝物です。ヴェルディでなければ、今の自分はいないと思います。過ごしてきた日々を振り返れば振り返るほどヴェルディでサッカーができて心の底からよかったなと感じます。
これまで一緒にサッカーをしてきた仲間、スタッフの皆さん、そしてクラブに関わっているファン、サポーターの方々には本当に感謝しています。自分で決めた決断に責任と覚悟を持って、ポルトガルで頑張ります。ありがとうございました」
現在21歳の藤本は東京ヴェルディのアカデミー出身で2018年にトップチームに昇格。昨年8月からキャプテンを務め、今季はこれまで7試合出場1得点を記録していた。各年代の日本代表にも選ばれ、昨年ポルトガルで開催されたU-20W杯にも出場した。
クラブによると、藤本は8日のJ2第10節・FC琉球戦後にチームを離れるという。