アビスパ福岡は3日、前寛之に新型コロナウイルス感染症の陽性反応があったことを明らかにした。昨日、第4回のJリーグ公式検査の結果を受けて所属選手1名に陽性反応可能性があることを発表。この日までに医師の診断が下り、感染が確認された。昨日時点でJ2の大宮アルディージャ戦は中止となっていた。

上写真=福岡の前寛之の感染が明らかになった(写真◎J.LEAGUE)

先月27日のPCR検査では陰性だった

 福岡は昨日、7月31日に実施したJリーグ公式検査の結果、1名の選手について新型コロナウイルス陽性の可能性が非常に高いと公表していた。本日3日に保健所の指導のもとPCR検査を受け、陽性反応を確認。当該選手が、前寛之だったと公表した。前の濃厚接触者の特定に時間がかかることから昨日のJ2大宮戦は直前で中止となっていた。

 なお、チームの安全を担保するため、本日選手、チーム関係者45名を対象にPCR検査を実施。検査結果は判明次第、公表する(4日に判明予定)。

■前寛之の経過および症状
・7月27日:体温36.7℃、クラブ独自のPCR検査を受ける(陰性)。チームトレーニング参加
・7月28日:体温36.6℃、チームトレーニング参加
・7月29日:体温36.7℃、ベスト電器スタジアムで公式戦出場
・7月30日:体温36.4℃、チームトレーニング参加
・7月31日:体温36.5℃、Jリーグ公式検査を受ける、チームトレーニング参加
・8月 1日:体温36.5℃、チームトレーニング参加、チームバス、飛行機にて大宮へ移動
・8月 2日:体温36.2℃、新型コロナウイルス陽性の可能性が非常に高いとの連絡を受け、ドクター管理の下、チームバスとは別車両にて、受入れ先の神奈川県内の医療施設へ移送
・8月3日:神奈川県内の医療施設にてPCR検査を受け、17:30頃に陽性判定

 前本人は現在無症状だが、今後も医療施設にて経過観察となる見込み。クラブ発表によれば、直近2週間の行動履歴でも練習以外、自治体等から指摘されている懸念先への行動はなかった。現在のところ、感染経路は不明。

 先日7月27日にクラブスタッフの感染が判明した際に実施したPCR検査でも陽性反応はなく、体調管理システムおよび練習前や試合日に行なっている検温でも目立った異常はなかった。

 現時点で新型コロナウイルス感染症や風邪の症状等を訴える選手、スタッフはおらず、今後のトレーニングはPCR検査の結果が分かり次第決定する。なお、8月8日(土)、ベスト電器スタジアム開催のヴァンフォーレ甲府戦は、開催予定で準備を進める。