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V・ファーレン長崎の手倉森誠監督が7月13日、オンラインで報道陣の取材に応じた。再開後3連勝、2月の開幕戦も含めて4連勝で首位タイと絶好調。チームの現状や今後の見通しを、得意のダジャレも交えつつ語った。
外国人選手起用のマネジメント
今季の長崎にはFWビクトル・イバルボ、MFカイオ・セザール、MFルアン、DFフレイレと、4人の外国人選手がいるが、同時に先発したことは一度もない。「それがマネジメントだ、と話している」と語る手倉森監督は、「対戦相手がいろいろと仕掛けてくるとき、日本人選手同士なら、相手がやってくることに理解力を高めて、日本語でのコミュニケーションで対応できる。リーグ序盤で、ウチはそれを優先させている」と説明しているという。
その上で「彼らの武器が、どのタイミングで通用するのか、いまリーグの序盤でやっているだけ。いずれ誰が出てもいい状況になったとき、彼らは助っ人として、4人そろって出なければいけない、という話をしている」と説明。「自分の考え方を選手たちにも理解してもらい、描かせるようなマネジメントは日常からしている」とチームづくりの一端を披露した。
15日の琉球戦を終えると、19日の第6節はアウェーでのファジアーノ岡山戦で、中4日でのアウェー2連戦となる。メンバーを代えることも考えられるため、「起用する選手に求めたいことは何か?」との質問も出たが、手倉森監督は「こちらは起用するので、器用な選手を使いたい」と笑顔で返答。指揮官から得意のダジャレも飛び出すあたりに、チームの好調ぶりと雰囲気の良さがうかがえた。