リーグ再開に備えるJ2のジェフユナイテッド千葉は25日、雨のなか非公開練習を行なった。トレーニング終了後、今季新加入のFW川又堅碁がオンラインで取材に応じ、27日の大宮アルディージャ戦に向けて意気込みを語った。

上写真=オンラインで取材に応じたFW川又(写真◎J.LEAGUE)

「勝利を求めてやりたい」

 リーグ再開が2日後に迫り、「また試合ができるのはうれしい」と川又。再開初戦で対戦する大宮について「うまい選手が多いし、テンポもいい」と警戒しつつ、「しっかりゾーンで守って、少ないチャンスをものにできるようにしたい。前から行ってショートカウンターも狙う。勝利を求めてやりたい」と意気込んだ。

 再開後に待ち構える過密日程について聞くと、「あんまり考えてないっすね」と豪快な答え。「最初からでも途中からでも、どのタイミングでも飛ばしていきたい」。今季から就任した尹晶煥監督が求めるハードワークを「やり切りたい」と気合いを入れる。

 そんな豪快さが売りの川又でも「めっちゃ難しい」と語るのはリモートマッチ(無観客試合)だ。「サポーターが作るスタジアムの雰囲気によって、自分たちの持てる力を発揮できたり、それ以上のものを出せる」。7月中旬まではサポーターの力を借りることはできないが、「リモートで見てくれていると思うので、伝えないといけない。(ゴールを決めたら)無観客でもサポーター席を指差したい」と語った。