J2の徳島ヴォルティスは17日、ポルティモネンセ(ポルトガル)へ期限付き移籍していたMF藤原志龍が契約期間を早期満了し、チームに復帰することが決定したと発表した。

上写真=徳島への復帰が発表されたMF藤原(写真◎J.LEAGUE)

隔離生活を経てチームに合流

 現在19歳の藤原は徳島ヴォルティスのアカデミーで育ち、高校3年時の2018年2月にクラブ史上最年少でトップチームデビュー。同年9月にプロ契約を結び、2019年9月からポルティモネンセへ期限付き移籍していた。

 復帰が決まった藤原はクラブを通じ、「また徳島ヴォルティスの一員としてプレーできることを嬉しく思います。成長した姿をファン・サポーターの皆さんに見せられるように、精一杯チームのために頑張ります。今は苦しい時期ですが、一緒に乗り越えていきましょう」とコメントしている。

 クラブによると、藤原は4月9日にポルトガルから帰国し、保健所の指示でPCR検査を行なった結果、陰性反応が確認されたという。健康観察期間として4月23日まで大阪府内のホテルで外出を自粛し、またクラブの指示により5月7日まで徳島県内にて隔離生活を送っていた。なお、明日18日の活動再開からチームに合流する予定となっている。