写真◎J.LEAGUE
ザスパクサツ群馬は1日、DF舩津徹也(33)がPCR検査の結果、新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことを発表した。ヴィッセル神戸のDF酒井高徳に続き、Jリーガーでは2人目の感染者となった。
上写真=新型コロナウイルス感染が確認されたDF舩津(写真◎J.LEAGUE)
30日にPCR検査を実施
クラブによると、舩津は3月26日夜に発熱感と倦怠感を覚え、27日のトレーニングを欠席。同日18時30分時点で体温は38.3℃まで上昇した。28日にチームドクターの勤務する群馬県内病院にて受診し、29日に体温は下がったが、30日になっても倦怠感や喉の痛み等の症状が残ったため、同日11時頃に群馬県内の病院でPCR検査を実施。31日22時頃に陽性判定が確認された。
舩津のコメントは以下の通り。
「今回はファン、サポーターの皆様、クラブ関係者様、スタッフ、全選手、その家族や友人、関わる全ての方々にご迷惑とご不安をかけしてしまい、本当に申し訳ありません。コロナウイルスは、ニュースで毎日目を通してきて、一人の人間として、サッカーに関わる者として、できる限りの予防、対策をしてきました。しかし、今回このようなことになり、周りにどれだけの迷惑がかかるのか計り知れず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今は他の方々に感染が拡大していないことを心から願うしかできないです。重ね重ねではございますが、多くの方々にご不安やご心配をおかけしてしまっていることを心からお詫び申し上げます。大変申し訳ございません」
舩津の容態は回復傾向にあるが、1日から当面の間トップチームでの活動を停止し、自宅待機となった。なお、現時点で舩津以外に新型コロナウイルス感染症や風邪の症状等を訴える選手、スタッフはいないという。活動再開についてクラブは、「保健所の指導の上、関係各所との協議で決定して参ります」としている。