J2の松本山雅FCは28日、モンテディオ山形からMFアルヴァロ・ロドリゲス、シャペコエンセ(ブラジル)からMFアウグストを完全移籍で獲得したことを発表した。2人はすでにチームに合流している。

上写真=加入が決まったアルヴァロ・ロドリゲスとアウグスト(写真◎J.LEAGUE、Getty Images)

今季の外国籍選手は5人に

 現在24歳のMFアルヴァロ・ロドリゲスは、18年にADコンフィアンサ(ブラジル)から山形に加入し、来日1年目はJ2リーグで21試合3得点を記録したが、昨季は4試合0得点。新天地で再起を図るアタッカーは、クラブを通じて「松本山雅FCの緑のユニフォームを着て、このチームでプレーできることを嬉しく感じてることをサポーターの皆さんに知ってほしいです。皆さんのたくさんの笑顔を見る為にがんばります。そして、仲間と一緒に松本山雅FCをJ1に復帰させるために一生懸命がんばります。よろしくお願いします」とコメント。今季の背番号は20に決まった。

 シャペコエンセ(ブラジル)から加入のMFアウグストは、中盤の守備的な役割を得意とする27歳。メキシコ、イラン、UAEでもプレーするなど国際経験が豊富だ。「日本にいまいること、この素晴らしいサポーターがいるチームの一員になれたことを、とても幸せに感じています。チームの力になり、たくさんのタイトルを獲得したいと思っています。僕のベストを出すことを皆さんに約束します。応援よろしくお願いします」とコメントし、背番号は21に決まった。

 J1復帰を目指す松本は、昨季から在籍するFWイズマ、MFセルジーニョに加え、今季FC東京からFWジャエルを獲得しており、合計5人の外国籍選手が在籍することとなった。チームは現在、2月の開幕に向けて鹿児島でキャンプを行なっている。