写真◎J.LEAGUE
1月16日、松本山雅FCが新戦力を発表した。昨季、FC東京でプレーしていたFWジャエルを期限付きで獲得。レギュラーではなかったものの、そのパワーはJ1でも屈指だった。31歳のストライカーは新天地での爆発を誓っている。
上写真=来日1年目はJ1で1得点に終わったジャエル。巻き返しを期す(写真◎J.LEAGUE)
目標達成に貢献できるように
松本山雅FCは監督が代わり、チームも大きく刷新されているが、また一人、新たな戦力が加わった。昨シーズン、FC東京でプレーしていたジャエルだ。武器は、圧倒的なフィジカルの強さ。ワンハンドで背後の相手DFを抑え込み、ボールの争奪戦では腰をグイっと入れて、マイボールにしてみせる。
FC東京ではチームのスタイルの問題もあり、スピード豊かな2トップ、永井謙佑&ディエゴ・オリヴェイラがいたために出番が限られた。リーグ戦ではすべて途中出場で15試合1得点という成績に終わったが(J3のFC東京U-23では6試合3得点)、松本ではその力が生きるかもしれない。
「松本山雅FCのチームの一員になれてすごく嬉しいです。チームの目標である、J1昇格に向けて自分の全力を尽くして目標達成に貢献できるようにがんばります。サポーターのみなさん応援よろしくお願いします。共に頑張りましょう」
布啓一郎監督の下で新生・松本がどのような戦いをするかはまだ未知数だ。ただ、グレミオ時代に見せていた圧倒的な強さやポストワークの力をジャエルが示せば、チームの中心にもなれるはずだ。1年でのJ1復帰を目指す松本山雅で新たな前線の柱となるか、注目される。