写真◎J.LEAGUE
ともに千葉県を本拠地とする柏と千葉の一戦『千葉ダービー』が、柏のホーム・三協フロンテア柏スタジアムで行なわれた。Jリーグでは2010年9月19日(J2第26節・千葉2-3柏)以来の対戦となった。
上写真=試合後、ゴール裏のサポーターと喜ぶ柏の選手たち(写真◎J.LEAGUE)
■2019年6月22日 J2リーグ第19節
柏 2-0 千葉
得点者:(柏)クリスティアーノ、瀬川祐輔
シュート数は『17対2』
序盤から激しい肉弾戦が繰り広げられた。互いに主導権をつかもうと、局面で体をぶつけてボールを奪い合うシーンを何度も作った。
その中で、ホームの柏が徐々にボールを保持していく。ボランチの大谷秀和を中心に、長短のパスを織り交ぜながら千葉ゴールへと近づいていった。
そして、25分に先制点が生まれる。瀬川祐輔からのパスを受けたクリスティアーノが、右足で冷静にゴールへと沈めた。
さらにたたみ掛ける柏は、39分に追加点を奪取。右サイドからの小池龍太のクロスに瀬川が右足で合わせてネットを揺らした。
後半は、ハーフタイムの選手交代などで反撃を試みる千葉に攻め込まれる場面もあったが、最後の局面で守備陣が阻止し、チャンスを作らせない。スコアは前半のまま動かなかったが、90分を通して『17対2』というシュート数が表すように、終始千葉を攻め立てた柏が完勝を収めた。
先制ゴールを決めたFWクリスティアーノは、「今日の試合は、(柏にとって)ほぼ完璧な試合だと言えると思います。(チームの)出来がすごく良かった」と、満足げに振り返った。
リーグ戦での次回のダービーマッチは、10月20日(時間未定)にフクダ電子アリーナで行なわれる。