10月31日の明治安田J1リーグ第13節で、柏レイソルが浦和レッズを迎えた。調子を上げてきたチーム同士の戦いは意外な大差がつき、小泉佳穂、弓場堅真、久保藤次郎、原田亘が決めた柏が、宮本優太が退場した浦和を4-0で下した。

上写真=小泉佳穂が先制ゴールでこの笑顔。最初にシュートを打った遠藤渓太を称える(写真◎J.LEAGUE)

■2026年10月31日 J1第13節(観衆14,348人/@三協F柏)
柏 4-0 浦和
得点:(柏)小泉佳穂、弓場堅真、久保藤次郎、原田 亘

今季4度目の4ゴール

 終わってみれば、スコアは4-0。柏レイソルが圧勝で浦和レッズを仕留めてみせた。

 序盤は浦和の活力が柏を押し込み、金子拓郎の突破を武器に攻め込んでいたが、ひと段落つく15分頃には柏の技術とコンビネーションが上回っていった。

 19分に戸嶋祥郎のミドル、22分に弓場堅真の右からの際どいショットと、右サイドのブレイクからゴールに迫ったあと、37分に待望の先制点が生まれる。

 中盤で瀬古樹のトラップミスを垣田裕暉がピックアップ、満田誠が左でもらってさらに左の遠藤渓太へ。戸嶋が猛然と左を抜けるのをダミーに使った遠藤はカットインからシュート、ブロックされたものの右にこぼれたボールが小泉佳穂の足元に届き、そのまま右足でゴール右へとプッシュした。

 後半に入り、ともに交代選手を送り込んでフレッシュさを増したが、特に浦和は63分に早川隼平が右シャドーに入ってからさらに右サイドがクリエイティブになり、右ウイングバックに下がった金子の攻撃力もさらに上がった。

 と思ったところで、柏がカウンターから鮮やかにゴールを奪ってみせる。68分、またも瀬古にプレッシャーをかけて引っ掛けたところが起点になり、細谷真大がぐんぐんスピードを上げて中央から左へドリブル、左足のシュートはGK西川周作に防がれたが、こぼれ球を拾った弓場堅真が右足のコントールショットを右上に届けて追加点を奪った。

 浦和にとって「泣きっ面に蜂」になったのが78分。DF宮本優太が2度目の警告を受けて退場し、さらに難しい戦いを強いられることになった。

 そして柏が90分に勝負を決定づける3点目。カウンターから小泉が右に渡し、さらに右にランニングをかけた山内日向汰をおとりにして久保藤次郎が左に切れ込んで、左足でゴール左へと沈めた。

 しかもここでは終わらず、90+2分、右から原田亘が中央にドリブルで持ち込んでそのまま左足でシュート、これもゴール左に届けて、ついに4-0までリードを広げた。

 柏今季4度目の1試合4ゴールで、前節の鹿島アントラーズ戦に続いて難敵相手に連勝。浦和の連勝は3で止まった。