上写真=ともに攻め抜いたが、ゴールは生まれず…(写真◎J.LEAGUE)
■2026年10月21日 J1第11節(観衆18,623人/@味スタ)
FC東京 0-0 柏
後半はオープンに攻め合う
開始早々にFC東京がスタジアムを沸かせた。
開始3分、稲村隼翔の縦パスから安斎颯馬がフリック、長倉幹樹が抜けて中へ、マルセロ・ヒアンがワンタッチで優しいラストパスを送ると、中央を駆け抜けてきた安斎がシュート、しかしGK永井堅梧にブロックされてしまう。
FC東京が5連勝の勢いそのままの流れるような攻撃で、いきなりあいさつ代わりのビッグチャンス。このあと、柏レイソルに押し込まれそうになるものの、すぐに立て直し、試合をコントロールしていく。28分にマルセロ・ヒアンのパスを受けた安斎が狙い、42分にはまたも稲村の鋭いくさびから長倉が受けて運んでシュートなど、チャンスを作り続けた。
パスワーク自慢の柏は押し込まれる時間の長い我慢の展開だったが、43分、藤尾翔太が粘ってマイボールにして、汰木康也、山内日向汰とつないで右から久保藤次郎がシュート、左ポストに跳ね返り、汰木が詰めたが、稲村がカバーに入ってかき出した(「これが最大のチャンスだった」とリカルド・ロドリゲス監督)。
どちらもチャンスをゴールに結びつけられないもどかしい展開で、先に動いたのは柏。後半開始から原田亘、遠藤渓太、小泉佳穂を送り込んで、一気に主導権をひっくり返そうとした。
どちらもゴールを貪欲に狙う姿勢を隠さずに、後半は早々からオープンな展開に。50分からFC東京は安斎、長倉、マルセロ・ヒアンが迫れば、柏も右サイドに回った弓場堅真が60分に鋭く狙い、67分にその弓場のヘッドでの折り返しを遠藤がシュートに持ち込んだが右へ。今度はFC東京が68分に佐藤恵允がペナルティーエリアの中から狙うが、上へ。
なおもホームチームが攻め続け、86分に高宇洋がミドル、90+1分に俵積田晃太、90+2分にダニ・ゴメスが襲いかかるが、いずれもゴールネットは揺らせなかった。
何度も沸き上がるシーンが出現したものの、本物の歓喜は訪れずに、このままスコアレスドロー。エキサイティングな展開の末の痛み分けとなった。