上写真=CKから先制ボレーを決めた名古屋の藤井陽也(写真◎J.LEAGUE)
■2026年10月11日 J1第9節(@U等々力)
川崎F 1ー2 名古屋
得点:(川)脇坂泰斗
(名)藤井陽也、山岸裕也
何度の速攻を浴びながらも勝ち切る
幸先よくゴールを奪ったのは名古屋だった。開始早々、右CKを得ると森島が蹴ったボールを木村がボレー。これはGKブローダーセンのセーブに遭うが、続くCKでネットを揺らす。再び森島が入れると、ファーサイドで待っていた藤井が右足ボレー。ゴール右隅に叩き込んだ(2分)。
今季ここまで8試合で7得点と、なかなかゴールを挙げられていない名古屋にとって価値ある先制点…になるはずだった。直後、川崎Fが反撃する。山本が左サイドにスルーパスを通すと、受けたマルシーニョがカットイン。名古屋のDFとGKが交錯する中、こぼれ球を脇坂が押し込み、同点に追いついた(4分)。
開始5分と経たないうちに1点ずつを取り合った両チームは、その後、スコア的には膠着状態に陥る。マルシーニョ、三浦対策もあり、右ウイングバックに野上を起用した名古屋に対して、カウンターで再三、その裏を突いた川崎だが、先制点の時のようにチャンスをゴールに結びつけられない時間が続いた。
対して名古屋にボールをに握り、敵陣に攻め入るがフィニッシュの精度を欠き、カウンターを浴びては帰陣するプレーを繰り返した。
1−1のまま迎えた後半も、スコアは動かないまま、時間が過ぎていった。互いに選手交代をしながらゴールを奪いにいく中、勝ち越しゴールを決めたのは途中出場の山岸だった。
同じ途中出場の小野の縦パスを収めた山岸は、左に並走する木村にパスを出す。そのボールはズレたが、相手CBホマーノの処理ミスを誘い、こぼれ球を蹴り込み、ネットを揺らした。
リードを奪ったことで動きがよくなった名古屋は、その後、マテウスらがゴールをうかがいつつ、時計の針を進めていく。一方で川崎も同点を目指し、83分には橘田のパスを受けた長がボックス内からシュートを放つが、GKシュミットの好守に阻まれ、ゴールならず。
残り10分あまり、川崎は家長を投入して追撃体制を強化する。それに対し、名古屋はマテウスに預けて時間を使おうと試みた。
試合はそのまま2−1で名古屋の勝利。苦しみながらも連敗を4で止め、今季3勝目を手にした。
▼出場メンバー
・川崎F◎GKスベンド・ブローダーセン、DF山原怜音(65分:佐々木旭)、ペドロ・ホマーノ、フィリップ・ウレモヴィッチ、三浦颯太、MF橘田健人、山本悠樹(72分:大関友翔)、伊藤達哉、脇坂泰斗(83分:家長昭博)、マルシーニョ(72分:長璃喜)、FWデリキ・ラセルダ(65分:持山匡佑)
・名古屋◎GKシュミット・ダニエル、DF原輝綺、藤井陽也、高嶺朋樹、MF野上結貴(65分:マテウス・カストロ)、稲垣祥、森島司(90+1分:佐藤瑶大)、和泉竜司(68分:甲田英將)、内田宅哉(68分:小野雅史)、FW永井謙佑(65分:山岸祐也)、木村勇大