上写真=鈴木章斗の先制ゴールは象徴的。広島の鮮やかなコンビネーションから生まれた(写真◎J.LEAGUE)
■2026年8月15日 明治安田J1第2節(観衆48,707人@埼玉ス)
浦和 1-4 広島
得点:(浦)オウンゴール
(広)鈴木章斗2、塩谷 司、セバスティアン・アレー
浦和は攻撃がつながらず
監督として帰ってきた曺貴裁にその哲学を植え付けられた浦和レッズが、キックオフから素早いプレスで主導権を握ろうと前に出ていった。
しかし、広島が技術とコンビネーションで徐々にプレスを回避すると、16分に見事に先制する。自陣の佐々木翔のパスをスタートに、右に展開して川辺駿がファーへクロス、逆から走り込んできた鈴木章斗がそのまま左足のインステップでたたいて強烈にニアを破った。
後手に回った浦和は22分にオウンゴールで同点に追いついたが、仕掛けた高速プレスが体力を削り、攻撃の流れも重くなってシュートは30分に渡邊凌磨が放った1本のみと、押し返すことができない。
前半も終わろうとした45+2分、広島が悠々と突き放した。右サイドで塩谷司が中島洋太朗を使ってワンツーで抜け出し、DFの間をすり抜けて角度のないところからフィニッシュ。どちらのゴールも見事なコンビネーションが生み出し、広島が優位に立って後半に入った。
浦和は後半からオナイウ阿道に代えて小森飛絢を投入、持ち味の裏抜けを生かすオプションを攻撃に加えた。
しかし、次に生まれたゴールも広島のもの。61分、左CKのこぼれ球をセバスティアン・アレーが蹴り込み、初先発で初ゴールとなる記念の一発で突き放した。
浦和は交代策で打開を図るが、あざ笑うかのように決めたのはまたも鈴木。75分、右斜め前に走って塩谷の縦パスを受けると、そのまま半身で右足ダイレクトシュート。ゴール右のコースを突いて、広島がリードを3点に広げた。
浦和は反撃の意志は見せるが攻撃につながりがなく、このまま沈黙。完成度の差がそのままスコアに表れて、広島が完勝で開幕2連勝、浦和は2連敗となった。