上写真=繰り広げられた激闘の末、神戸が優勝!(写真◎J.LEAGUE)
■2026年6月6日 J1プレーオフ第2戦(観衆:29,826人@メルスタ)
鹿島 2-0(2試合合計2-5)神戸
得点:(鹿)林晴己、安西幸輝
鹿島は「奇跡」ならず
ヴィッセル神戸が第1戦で手にした5点という圧倒的なアドバンテージを、鹿島アントラーズがひっくり返せるか。「優勝決定戦」の焦点はそこにあった。
鹿島はエースの鈴木優磨が欠場する中でも、序盤から激しくゴールに迫る。3分にレオ・セアラが抜け出してシュートを放ち、12分にも右からの濃野公人のクロスに再びレオ・セアラがヘッド。しかし、このビッグチャンスはどちらもGK権田修一に阻まれた。
鹿島はこの後も右から、そして左から、次々に高速クロスをゴール前に送り込むオープンな展開に。それで逆に目立ったのは神戸のしたたかさだ。鍬先祐弥とカエターノが前半のうちに負傷で交代を余儀なくされるアクシデントに見舞われながらも、冷静に対応して要所を締めて、ゴールに鍵をかけていく。
0-0のまま折り返した後半も展開は変わらず。鹿島は53分、右からの樋口裕太のファーポスト近くへのクロスを師岡柊生がヘッドで狙ったが、GKの正面。59分に安西幸輝が左サイドを突破して中央へ送り、知念慶がヘッドで押し込もうとしたが、これもGKへ。
その勢いがようやく実ったのが68分だ。右からの小池龍太のクロスが弾かれるが、こぼれ球を拾ったレオ・セアラが右から中央へ。飛び込んできた林晴己が倒れ込みながらも押し込んで、ついにゴールを割った。
するとその2分後にもう1点。左からの安西のクロスに中央で知念がダイブ、頭には当たらなかったがボールはそのままゴール右に飛び込んで、一気にボルテージが上がった。
この後もチャンスを作り、82分には右後ろから植田直通が逆サイドへ送り込むと、林がヘッドでたたいたが、またもGK権田がストップ。
このまま鹿島が2-0で勝利を収め、1勝1敗としたが、神戸が2試合合計5−2で逃げ切り、優勝を決めた。