上写真=大逆転優勝を目指す鹿島アントラーズ(写真◎J.LEAGUE)
「ホームでは信じられないようなパワーをもらえる」
鹿島が厳しい現実に直面している。EASTの1位として臨んだプレーオフラウンド第1戦でWESTの神戸に完敗。優勝のためには、世界的にも前例のない“5点差の逆転”を実現させなければならない。EASTでは勝ち点「45」を獲得して強さを誇示したが、タイトルの懸かる勝負の一戦目で大きなビハインドを背負い、ホームのメルカリスタジアムに帰還する。
「(第1戦は)自分の中で、もう一度考え直さなければいけないゲームになったと思います。本来の力を出し切れなければこういうゲームになることを、自分自身が認識させられたところでもあります。忘れることのないゲームになったし、いろいろな原点よりも、もっと考えなければいけない試合になりました」
6月2日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように神戸とのプレーオフ第1戦を踏まえて言葉を発する。非常に難易度の高いミッションの遂行を目指すことになるが、優勝の可能性が潰えたわけではないだけに、鹿島のファン・サポーターも巻き込んだホームの総力を結集させ、大逆転劇を実現させたい。
「(第1戦が)0対5で終わった後も(サポーターは)ずっとエールを送ってくださいました。やはりエネルギーになりますし、もう、やらなければいけない。メルカリスタジアムで(勝つための)姿勢を見せることは大前提であり、ホームではもう信じられないようなパワーをもらえますので。(逆転優勝は)もう本当に“奇跡”といっていいと思うのですが、それを起こす状況を一緒につくってもらって、それに自分たちは必死で応えたいと思います。本当に最後まで選手を後押ししてほしいので、お願いします」
鬼木監督率いる鹿島が、本拠地のサポーターとともに逆転優勝への底力を示す。