上写真=2巡目に突入したPK戦を制してFC東京が勝利をつかんだ(写真◎J.LEAGUE)
■2026年5月16日 J1百年構想リーグ第17節(観衆43,064人/@さいスタ)
浦和 0-0(9PK10) FC東京
自分の番まで回ってくるなと(キム・スンギュ)
勝って勝ち点4差で追いかける首位・鹿島との差を詰めたいFC東京は序盤から積極的な姿勢を示した。だが、浦和も要所を締めてゴールは許さず、逆に速攻で相手ゴールに迫っていく。
一進一退の攻防が続く中、スコアは動かないまま、時間だけが経過していった。85分を過ぎてからFC東京が猛攻を仕掛けたものの、最後までネットは揺れず。試合はPK戦に突入した。
先攻の浦和が2人失敗し、FC東京も1人が失敗して迎えた5人目。決めれば勝利という場面で室屋のキックはクロスバーのへ。3−3となり、PKは継続することになった。
浦和の9人目、宮本のキックを、この試合中(キックオフ直後の16時8分)に北中米W杯に出場する韓国代表に選出されたFC東京のGKキム・スンギュがストップ。1人目の松尾に続くストップとなったが、続くFC東京の9人目、ショルツも失敗。6−6のまま、さらにPK戦は続くことになる。
決着を見たのは2巡目に入った13人目。先攻の浦和の渡邊凌磨が失敗したのに対し、FC東京は橋本健人が成功。10ー9で敵地ながらFC東京がPK勝利を飾り、勝ち点2を手にした。
自身も11人目のキッカーと務めた殊勲のキム・スンギュは「(キッカーが)自分の番まで回ってくるなと思っていたんですけども(苦笑)。その中で勝てて非常によかったと思います」と試合を振り返った。
明日17日、行われる千葉対鹿島の結果次第(鹿島のPK勝利以上)で、FC東京は23日・最終節の直接対決に勝っても、EAST首位に立つことは出来ない。ただ、しぶとくPK勝利をつかんだ選手たちは〈他力でも、最後まで望みを捨てない〉と口をそろえた。