明治安田J1百年構想リーグは残り2試合。5月16日の第17節でEAST8位の横浜F・マリノスは9位の柏レイソルを迎えた。右サイドを攻略した柏が汰木康也の移籍後初ゴールで先制すると、この1点を守り切る形で1-0の勝利。今季2度目の連勝で横浜FMと順位を入れ替えた。

上写真=汰木康也が右からのセンタリングにうまく合わせて決勝点!(写真◎J.LEAGUE)

■2026年5月16日 J1百年構想リーグ第17節(観衆:26,122人@日産ス)
横浜FM 0-1 柏
得点:(柏)汰木康也

横浜FMは主導権を握ったが…

 試合を動かしたのは、「42分の初シュート」だった。

 右サイドで久保藤次郎が内側の原田亘に預けて裏のスペースでリターンパスをもらうと、GKとDFの間に高速パスを滑り込ませた。ニアに突っ込んだ垣田裕暉の後ろから中央に入ってきた汰木康也が、左足にていねいに当ててゴール左に流し込んだ。

 柏レイソルにとって、これがこの試合の初めてのシュートだった。その事実が示すように、柏は攻めあぐね、横浜F・マリノスが押し込む前半だった。

 ただ、その横浜FMもチャンスは数えるほど。30分に近藤友喜が右裏に送り、走り込んだ山根陸が折り返してから谷村海那が狙ったシーンが最大の好機だったが、GK小島亨介に阻まれている。

 柏は先制点を決めた汰木から瀬川祐輔に代えて後半に入ると、その瀬川が激しく前線で動いてチャンスに絡んでいく。

 横浜FMも交代策で前線の3人をすべて入れ替えて同点ゴールを狙っていった。右からジョルディ・クルークス、左から宮市亮と突破力のある両サイドから攻めに出て、ゴール近くまで運ぶものの、ゴールを奪うまでには至らない。

 結局、汰木のゴールがそのまま決勝点となり、柏が4月以来の連勝。横浜FMとの順位が入れ替わった。