5月6日に明治安田J1百年構想リーグ第15節が行われ、川崎フロンターレと東京ヴェルディが対戦した。連戦でともに前節から7人のメンバーを代えて臨んだゲームは、どちらも決定機を作るのに苦労した内容に。しかし、キャプテンの脇坂泰斗が鮮やかにミドルシュートを決めて、川崎Fが1-0で逃げ切り、シーズンダブルを達成した。
上写真=脇坂泰斗が一気にギアを上げてミドルシュートを決めた(写真◎J.LEAGUE)
■2026年5月6日 J1百年構想リーグ第15節(観衆:21,743人@U等々力)
川崎F 1-0 東京V
得点:(川)脇坂泰斗
「怖いプレーをしていこうと」
前半、東京ヴェルディがゴールに近づいたのは、34分に今季2度目の先発を勝ち取った寺沼星文が右から強烈なシュートを放ったシーンぐらい。それ以外はほとんどの時間で川崎フロンターレが押し込んでいた。
ただ、川崎Fも決定機はそのものは少なく、スタンドが沸いたのは2度。31分に右から崩して最後は山本悠樹がダイレクトで合わせたが枠を外れ、44分には右からの橘田健人の浮き球のパスをマルシーニョがダイビングヘッドで狙ったが、左に切れていった。
後半、最初にチャンスを作ったのは東京V。54分に左寄りから齋藤功佑が運んで縦パス、DFラインの手前で受けた森田晃樹が横に運びながら右足で狙ったが、GKスベンド・ブローダーセンに抑えられた。
さらに攻勢に出たい東京Vは残りおよそ30分のタイミングで3枚替え。前線のトリオをまとめて入れ替えて、染野唯月、松橋優安、熊取谷一星を投入した。
これで攻撃に厚みを増してリズムをつかみ始めるが、それをひっくり返したのは川崎Fのエースだ。
73分、左から一度ラザル・ロマニッチに当てておいて中に入ってリターンパスを受けると、ギアを上げて中央へドリブル、そのままミドルシュートを放ってゴール左へと決めきった。
「怖いプレーをしようとしようと心がけた」というキャプテンのこの一撃が決勝点に。1点をしぶとく守った川崎Fが連敗を2で止めた。東京VはPK勝ちを含めた4連勝でストップした。