上写真=テテ・イェンギを中心に歓喜の輪。町田がていねいな守備で1点を守りきった(写真◎J.LEAGUE)
■2026年3月14日 J1百年構想リーグ第6節(観衆:12,538人@三協F柏)
柏 0-1 町田
得点:(町)テテ・イェンギ
ロドリゲス監督は何度も頭を抱え…
柏レイソルがパスをつなぎ、FC町田ゼルビアがファウルで分断しカウンターを狙う。大方、試合前に想定されたであろう色を出し合いながらの時間が過ぎていく。
ただ、今季まだ1勝しかしていない柏はずっと「崩しすぎ」のきらいがあって、それがこの試合にも影を落とす。しかも、17分には攻撃の要にもなる原田亘が右太もも裏を痛めて交代、パスのズレも頻発し、町田の引き締まった守備の前に効果的なチャンスは作りきれない。
しかも、そのパスミスが町田の先制ゴールに直結するのだ。
29分、小泉佳穂のパスが味方に渡らず町田が回収したところから一気に攻め、左サイドをナ・サンホが突破して折り返すと、ニアに入ってきたテテ・イェンギが左足でワンタッチシュートを放って、見事にゴールを割った。イェンギはJ1初ゴールだ。
このあとも柏はパスミスが続き、リカルド・ロドリゲス監督もベンチ前で何度も頭を抱えるほど。町田は5-4-1の並びでていねいに防壁を作って無理なく柏の攻撃をブロックし、リードは1点で十分と思わせるほどに安定した試合運びを続けた。
柏は後半開始から三丸拡と細谷真大、60分に汰木康也を投入したが、なかなかフィニッシュにまでたどり着かないのは前半と同じ。町田も68分にエリキと藤尾翔太を送り込んで、守備の安定はそのままに攻撃をリフレッシュした。
スタジアムが沸いたのは72分。自陣で奪った柏が素早く攻め、左から三丸がスルーパス、抜け出した細谷が左足で鋭く狙ったが、GK谷晃生が左足でストップした。
こうして柏に特徴を出させない勤勉な守備を見せ続けた町田が、無失点でフィニッシュ。今季3つ目の90分を手にした。
柏はこれで5敗目。すべて90分で敗れていて、泥沼を抜け出せないばかりか、さらに深みにハマっていくかのような元気のなさだった。