上写真=室屋成と伊藤達哉の激しい争い。「多摩川クラシコ」らしく白熱した(写真◎J.LEAGUE)
■2026年2月21日 J1百年構想リーグ第3節(観衆:22,672人@U等々力)
川崎F 1-2 FC東京
得点:(川)山原怜音
(F)マルセロ・ヒアン、室屋 成
マルセロ・ヒアン大活躍!
キックオフから10数秒、いきなりマルセロ・ヒアンが際どいシュートを放ってみせた。FC東京の好調を宣言するようなフィニッシュ。
これを合図に、FC東京がぐいぐいと押し込み続けた。ビルドアップから崩しまでスムーズで、中でもマルセロ・ヒアンをポスト役にしたコンビネーションが随所に光った。
そして、先制ゴールもそのマルセロ・ヒアン。18分、左からの遠藤渓太のクロスを長倉幹樹が競って、こぼれたところを右足でたたく。キックオフ直後のシュートはGKスベンド・ブローダーセンに止められていたが、今度はボールに触られながらもシュートの勢いが勝って手を弾き、左ポストに当たってゴールに転がり込んだ。
川崎フロンターレは後手に回り、なかなか打開できない。31分に左から山原怜音が脇坂泰斗との中距離ワンツーで中央へ潜り込み、左足でゴール左上へと届けるビューティフルゴールで追いついたが、これを勢いにできない。
逆にFC東京は今度は右から攻略。38分、またもマルセロ・ヒアンのポストから右へ展開し、佐藤恵允が内側を走った室屋成に預けると、右足を振り抜いてニアを破った。
川崎Fは57分に伊藤達哉、家長昭博、エリソンの攻撃の看板を同時にマルシーニョ、紺野和也、ラザル・ロマニッチに代えて逆襲を目論んだ。それでもなかなか攻撃のスイッチは入らない。
終盤にかけて1点を追いかける川崎Fが相手陣内に入り込む時間が増え、紺野のドリブルなどで押し込んだが、FC東京も落ち着いて対応。オープンな展開になりながらも、どちらも守備陣が引き締めてともにビッグチャンスは少なかった。
後半にスコアは動かず、このまま2-1でFC東京が逃げ切って勝利。3試合目にして初めて90分での勝利を手にした。川崎Fは初黒星。