上写真=若原智哉は「J1復帰戦」でのミスを必ず取り返すつもりだ(写真◎J.LEAGUE)
■2026年2月7日 J1百年構想リーグ第1節(観衆:16,338人@フクアリ)
千葉 0-2 浦和
得点:(浦)松尾佑介、肥田野蓮治
「ああいうのは絶対もうなしにしないと」
「1回のプレーでこの試合を全部壊した、っていう感じ…」
千葉のGK若原智哉がうなだれたそのシーンは、開始4分のことだ。
4分、浦和のGK西川周作が大きく前線に蹴ってきて、肥田野蓮治がヘッドで流したボールが向かってくる。
前に出て処理しようとボールに向かったが、センターバックの河野貴志もカバーに回ってきた。そこで「お見合い」する形になった。
間に割って入ってきた松尾佑介にかっさらわれたところで、若原が接触してしまい、PKを献上。これを松尾に決められて、わずか5分で先制を許した。
「1回で潰しちゃいました…。いや、もう簡単に。貴志くんに任せておけばよかった。ちょっとボールが流れて迷っちゃって、そこは貴志くんにやらせて、僕はステイでよかった」
そのほんの一瞬を、J1は許してくれないのだ。
「レベル上がっているので、見逃してくれない。ああいうのは絶対もうなしにしないといけない」
17年ぶりにJ1に帰ってきた千葉の初陣にも、気負いはなかった。
「いつも通り落ち着いてプレーしようっていうのは思ってたんですけど」
12分にも失点して苦しい状況に追い込まれながらも、徐々に逆襲を仕掛けていった。それでも及ばず0-2で敗れた。悔しさと同時に、J1の基準を改めて心にも体にも染み込ませるような90分だった。
「ラインを上げるところは意識的にちゃんとできていたと思います。個人個人の能力はやっぱり高いという印象を持っていますし、攻撃の選手たちの技術だったり、執念みたいなものは、やっぱり迫力が違う。でも、それでも防げないことはないので、しっかり切り替えないといけないなと」
2点を失ったし、勝てなかったけれど、さらに攻め込む浦和に3点目を許さなかったのも事実。痛みから逃げずに向き合った試合後の姿勢で、ここから取り返していく。