写真◎Getty Images
11月4日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。J1リーグ戦の前節京都サンガF.C.戦は試合終了直前の鈴木優磨のゴールで引き分けに持ち込んだ。次は8日にホームのメルカリスタジアムでJ1リーグ第36節横浜FC戦に挑む。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎Getty Images)
「積極的に戦っていくことが何より重要」
いよいよ、今季のリーグ戦は3試合を残すのみとなった。鹿島は首位を走るものの、10月の3試合にいずれも引き分け、勝ち点「1」ずつ上積みした。2位の柏との勝ち点差が「1」に縮まって迎える今節の横浜FC戦。「1位」でシーズンを終えるためにも、4試合ぶりに勝利をつかみたい一戦だ。
「当たり前のことですが、残留争い中のチームのパワーの大きさというものも知っています。ただ、自分たちの優勝を目指していくエネルギーがやはり勝らなければいけないし、勝ると思っていますので、相手がどうこうというよりも、自分たちが守りに入らず、積極的に戦っていくことが何より重要です」
11月4日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように横浜FC戦を見据える。今節もホームの大観衆が予想されるメルカリスタジアムで、深紅のサポーターとともに勝ち点3を手にしたい。
「(サポーターには)選手を後押ししてほしい。それに尽きます。こういうゲームは我々のような現場スタッフや選手だけで戦えるものではないので、サポーター、あとはクラブのスタッフ全員、すべてがそろってのゲームにしたい。ホームではありますが簡単ではないと思っているので、だからこそ、よりプラスのパワーを出し、全員で相手を飲み込むようなスタジアムの雰囲気にしてもらえればと思います。みんなで勝ちましょう」
鬼木監督率いる鹿島が白星をつかむため、本拠地で横浜FCを迎え撃つ。