10月22日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。J1リーグ戦の前々節ガンバ大阪戦、前節ヴィッセル神戸戦と2試合続けてスコアレスドローに終わった。次は25日にアウェーのサンガスタジアム by KYOCERAでJ1リーグ第35節京都サンガF.C.戦に挑む。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎J.LEAGUE)

「サポーターと一緒に乗り込む」

 9月の4連勝で首位に躍り出るも、10月に入ってから未勝利が続く鹿島にとって、今節の京都戦は特に重要な一戦だろう。前節の神戸戦(0対0)に続き、アウェーでの上位直接対決。勝てば勝ち点差が広がり、負ければ詰め寄られる。リーグ優勝争いに向けて、勝ち点3をつかみ取りたい試合だ。

「京都というチームは、誰が出てきても関係なく、自分たちのやるべきことをやるチームです。やはり、自分たちがチームとしてどれだけ上回れるか、チャンスの数をつくれるか。自分たちからアグレッシブに戦いにいくことが非常に重要だと思っています」

 10月22日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように京都戦への思いを明かす。リーグ前半戦はホームで逆転負けを喫した相手に対し、リベンジを果たしたい。

「自分はあまり、前回対戦の話をしないタイプですけれど、それでもやはり、ホームでの敗戦は非常に悔しいものでした。その借りをしっかりと返さなければいけない。そう思っているので、サポーターと一緒に(京都に)乗り込みたいという思いでいます」

 鬼木監督率いる鹿島が京都の地で3試合ぶりの勝利を狙う。