写真◎Getty Images
8月20日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。J1リーグ戦は、ホームで行なわれた前節福岡戦で1対1の引き分けに終わり、公式戦の連勝が止まった。次は23日にアウェーのデンカビッグスワンスタジアムでアルビレックス新潟と戦う。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎Getty Images)
「ボールをしっかりと保持したい。ただし……」
7月20日のリーグ第24節柏戦から勝負強さを見せて公式戦3連勝を果たしたものの、前節(第26節)の福岡戦では1対1の引き分けの結果となった。再び勝利を積み重ねていくべく、今節は敵地で新潟との一戦に臨む。
「(新潟の試合を)何試合も見ていますけれど、人の入れ替わりによってサッカーも徐々に変わってきたり、前節の川崎戦はすごくアグレッシブになっていたり、ボールを握りながらも、前線に特徴のある選手がいるので、上手に使い分けながら戦っている印象もあります」
8月20日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように新潟の印象を話す。相手は現在、最下位に沈んでいるが、指揮官に油断はない。敵地で厳しい戦いになることが予想されるだけに、必勝態勢で臨みたいところだ。
「自分たちも安定した攻撃をするためにボールをしっかりと保持したいですけれど、ただし、そうでないときにでも得点できるのが自分たちの強みだと思っています。やはりボールを奪った後とか、そういうのも、むしろ強みとして、攻守両面で強みを出して戦いたいと思っています」
勝ち点3獲得を目指し、鬼木監督率いる鹿島が新潟の地に乗り込む。