写真◎Getty Images
8月7日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が練習後に取材に応じた。J1リーグ戦は前節柏レイソル戦に勝利し、3週間の中断期間に行なわれた天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会ラウンド16ではアビスパ福岡に競り勝って準々決勝進出を決めた。次は10日に味の素スタジアムでの第25節FC東京戦に臨む。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎Getty Images)
FC東京を警戒。「攻撃のところは厚みが確実に出てきている」
真夏の“負けられない試合”で鹿島が勝負強さを示している。7月20日に首位柏を迎えたホームゲームでは終盤に松村優太が決勝ゴールを挙げて打ち合いを制し、8月6日の天皇杯ラウンド16福岡戦では延長戦で鈴木優磨が勝ち越し点を決めて競り勝った。公式戦2連勝を果たし、次はFC東京とのアウェーゲームに臨む。
「(FC東京の)最近のゲームを見る限りは、やはり今までよりも積み上がっている感じはすごくあります。攻撃のところは厚みが確実に出てきている印象はありますので、そういうところの特徴がより出始めている印象はあります」
7日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのようにFC東京を警戒する。上位争いをリードしていくためにも、敵地で勝ち点3をつかみ取りたい一戦だ。
「もう総力戦です。昨日のゲーム(天皇杯ラウンド16福岡戦)もそうですが、次のFC東京戦も間違いなくそうなります。とにかくチャンスの数を多くつくって、その中で(得点を)決め切れるようにしていきたい。苦しいゲームになったとしても、最後に勝っていること。そこはやはり外せません。しっかりと勝負したいと思います」
鬼木監督率いる鹿島が、味の素スタジアムでのFC東京戦に挑む。