上写真=質疑応答やレクリエーションで子どもたちと交流した佐藤、安斎、橋本の3選手(写真提供◎FC東京)
多くの子どもたちに夢や勇気を届けたい(橋本)
この日、FC東京の選手会による恒例行事、学校訪問が行われた。佐藤恵允にとっては母校凱旋。自己紹介でそのことに触れると、ひと際大きな歓声が上がった。
ハイタッチリレー、シッポとりゲーム、大縄跳びなど複数のレクリエーションで交流し、質疑応答のコーナーでは、サッカーに関するものからプライベートに関する質問まで飛び出し、子どもたちの積極性に選手たちが防戦一方になる一幕も。最後はFC東京ノートを選手から子どもたち一人ひとりに手渡した。
「個人的に母校だったので、何も変わっていない校舎と子どもたちがすごく元気で楽しかったです。(僕は)すごく生意気でした。今日は僕以上に生意気な子がいなくてホッとしました」(佐藤恵允)
「なかなかこうして地域の子どもたちと関わる機会がないので、こちらも逆にパワーをもらいましたし、良い機会でした。自分は先生に怒られてばかりでした。ただ、学年全体の前で発言するような子ではなかったので、今の子どもたちは元気だなと思いました」(安斎颯馬)
「すごく元気な子どもたちで、今日の練習よりも疲れましたね(笑)。みんな、ハキハキしていましたし、すごくエネルギーをもらいました。小学生時代がだいぶ昔であまり覚えていないですが(笑)、サッカー少年でした。サッカー選手になることを夢見て、サッカーのことばかり考えていました」(橋本拳人)
選手の側も子どもたちから多くのパワーをもらった様子。
「今日出会った子どもたちは、僕たちが次の試合で活躍すれば、『今日一緒に触れあった選手だ』と思ってくれると思いますし、少しでも多くの子どもたちに夢や勇気を届けたい」(橋本)
今回も交流は、有意義な機会となった。
小学生の頃の佐藤恵允。そのシャツからサッカー少年だったことがうかがえる(写真提供◎FC東京)