写真◎Getty Images
6月25日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。シーズン後半戦に入り、J1第20節サンフレッチェ広島戦は1対1の引き分け、前節のFC町田ゼルビア戦は1対2で敗れた。次は28日に県立カシマサッカースタジアムでJ1第22節ファジアーノ岡山戦を戦う。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎Getty Images)
「まずは自分たちにしっかりとフォーカスしないと」
2025シーズンを首位で折り返したものの、後半戦が始まり苦戦が続いている。後半戦初戦の第20節広島戦ではレオ・セアラのゴールで1対1の引き分けに辛うじて持ち込み、6月21日の前節町田戦は前半に2点のリードを奪われ、後半の反撃も実らず敗れた。依然として首位を走り続けるが、2位以下のチームとの勝ち点差が詰まってきているだけに、28日の次節岡山戦ではホームで3試合ぶりの勝ち点3をつかみ取りたいところだ。
「(岡山は)非常にアグレッシブなチームですし、それこそ、やるべきことをしっかりとやるチームです。自分たちとすれば(相手に)隙を与えたらやられますので、隙のないゲームをしていきたいです」
25日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように岡山戦を見据える。シーズン前半戦ではアウェーで逆転勝利を収めた相手に対し、ホームのカシマサッカースタジアムでも必勝を期す。
「やはり、勝ち切りたいゲームです。もちろん簡単に連敗してはいけませんが、そういうことよりも、やはり自分たちらしさをもう一度、より強く出さなければいけないゲームだと思っています。相手がどうこうというよりも、まずは自分たちにしっかりとフォーカスしないと、勝ち点3は積み上がっていかない。本当に“一戦必勝”で戦っていかなければいけない。これから先は、そういうゲームの始まりだと思っています」
鬼木監督のもと、鹿島が岡山戦での勝利を目指す。