写真◎Getty Images
6月24日、鹿島アントラーズのキム・テヒョンが練習後に取材に応じた。シーズン後半戦に入り、J1第20節サンフレッチェ広島戦は1対1の引き分け、前節のFC町田ゼルビア戦は1対2で敗れた。次は28日に県立カシマサッカースタジアムでJ1第22節ファジアーノ岡山戦を戦う。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズのキム・テヒョン(写真◎Getty Images)
「トレーニングからいい準備をすることが大事」
6月23日に、7月開催の東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会に臨む韓国代表メンバーが発表され、鹿島のキム・テヒョンが名を連ねた。各世代別の韓国代表歴を持ち、今季、鹿島に新加入したセンターバックは、首位を走るチームの躍進を支えている。
「もちろん(韓国代表選出の)うれしさもあります。ただ、それに浮かれることのないように。やはり鹿島で、チームとしてやってきたことが代表につながったと思うので、代表に行くまでの2試合(岡山戦・川崎F戦)に必ず勝って、2連勝してから自分も代表に行きたいです」
24日のトレーニング後に取材に応じたキム・テヒョンは、そのように代表選出後の思いを明かす。鹿島はシーズン後半戦では広島戦(1対1)、町田戦(1対2)と2試合続けて勝てていないだけに、28日の次節岡山戦はホームでの勝利を誓う。
「まずトレーニングからいい準備をすることが大事だと思っています。自分としても映像でいろいろなことを分析し、(岡山の)前線の選手に仕事させないことを意識しながら、必ず勝ち点3獲得につなげなければいけません」
祖国の期待も背負い、鹿島の背番号「3」がチームの勝利を追い求める。