3月13日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。8日の前節柏レイソル戦ではレオ・セアラがハットトリックを達成し、3対1で勝利して暫定首位に立った。次は16日にホームの県立カシマサッカースタジアムでJ1第6節浦和レッズ戦を戦う。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎Getty Images)

浦和の印象。「個が強い。一つになると非常に強力」

 鹿島の勢いが止まらない。今季の開幕戦こそ湘南に0対1で敗れたものの、その後は東京V(第2節・4対0)、新潟(第3節・2対1)、FC東京(第4節・2対0)と次々に撃破。さらに前節は首位に立っていた柏を敵地で3対1のスコアで打ち破り、リーグ戦4連勝を果たして暫定首位に躍り出た。勢いをそのままに、次は3月16日に県立カシマサッカースタジアムで浦和と戦う。

「(浦和は)個が強いなっていう印象があります。序盤戦はなかなか苦しんでいましたけれど、この間のゲーム(岡山戦)でしっかりと勝ち切ったり、一人ひとりのパワーもあります。能力の高い選手がおり、彼らが一つになると非常に強力なので、そうさせないことが自分たちの役割かと思います」

 13日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように浦和の印象を話す。ホームでの無敗記録も継続させているだけに、深紅のファン・サポーターとともに浦和戦でも勝ち点3をつかみ取りたいところだ。

「どのクラブ(と対戦するか)というのを意識して戦うことはありません。ただ、やはりホームゲームですので、そこは力を込めて戦いたいという思いはあります」

 鬼木監督率いる鹿島が“本拠地カシマ”で浦和撃破を目指す。