3月5日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。1日の前節FC東京戦を鈴木優磨と師岡柊生のゴールで2対0と制し、3連勝を成し遂げた。次は8日にアウェーの三協フロンテア柏スタジアムでJ1第5節柏レイソル戦を戦う。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督

首位の柏を警戒。「柏の色が色濃く出ている」

 2月22日の第2節東京V戦(4対0)から始まったホーム3連戦で3連勝を果たした。26日の第3節新潟戦に2対1、3月1日の第4節FC東京戦に2対0で競り勝ち、本拠地のカシマサッカースタジアムが歓喜に沸いた。それから1週間後の8日には、リーグ戦4連勝を狙って柏のホーム・三協フロンテア柏スタジアムに乗り込む。

「(柏の)どのゲームを見ても、相手より優位に進めているようなゲームが多い印象はあります。柏の色が色濃く出ているなと。(以前から)一緒にプレーしていた選手も当然いますので、そういう意味では新しい監督のもとでもピッチの中での意思疎通は非常に早い段階で行なわれているのかなという印象もあります」

 5日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように柏の印象を話す。リーグ戦4試合を終えて首位に立つ相手から、今季のアウェー戦初勝利を挙げたいところだ。

「(前節まで)ホームで3つ勝ちましたが、やはりアウェーでどう戦えるかに自分たちの真価が問われています。自分たちが上を目指していく上では、そういう試合を勝ち切っていかなければいけません。(シーズンの)序盤ではありますけれど、特に首位の相手ですので」

 鬼木監督率いる鹿島が、柏の地でも勝ち点3獲得を目指す。