3月4日、鹿島アントラーズの松村優太が練習後に取材に応じた。1日の前節FC東京戦を鈴木優磨と師岡柊生のゴールで2対0と制し、3連勝を成し遂げた。次は8日にアウェーの三協フロンテア柏スタジアムでJ1第5節柏レイソル戦を戦う。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの松村優太

「今のチーム力が問われている」

 チームの3連勝とともに、背番号「27」も先発でピッチに立って躍動している。2月22日の第2節東京V戦(4対0)から3試合連続でスタメン出場を果たすと、左サイドを主戦場に持ち前のスピードを存分に発揮。好調を維持して、3月8日の第5節柏戦に向かう。

「(柏は)今、首位にいるので、非常に良い状態だろうと思っています。攻撃にパワフルなイメージがあるので、自分たちの守備で押し返したり、前線からしっかりプレスをかけたりすることが大事です」

 4日のトレーニング後に取材に応じた松村優太は、そのように柏戦を見据える。この試合でもチームに勝ち点3をもたらすために、敵地三協フロンテア柏スタジアムでも真価を示す。

「これまで(3試合)はホームで戦うアドバンテージもありました。次はアウェーでの厳しい戦いに勝ち切ることができるか、今のチーム力が問われている。ここでまた勝つことができれば、その後の試合にもつながっていくと思うので、しっかり勝ち切りたいです」

 鹿島のスピードスターが“日立台”のピッチを疾走する。