2月24日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。ホーム開幕戦となった22日の東京ヴェルディ戦に4対0と快勝し、今季初勝利を挙げた。次は26日に再びカシマサッカースタジアムでアルビレックス新潟とのJ1第3節を戦う。

上写真=前節カシマサッカースタジアムで指揮を執った鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎Getty Images)

新潟を警戒。「本当に難しい相手」

 本拠地カシマサッカースタジアムで会心の勝利を挙げた。2月22日の前節東京V戦ではレオ・セアラと鈴木優磨が2得点ずつを挙げ、4対0のスコアで完勝。今季初めての勝ち点3を手に入れた。それから中3日で迎えるリーグ戦第3節では、再びホームに新潟を迎える。

「(新潟は)元々ボールを保持する力を持っており、あとは(志向するサッカーの)考え方も選手に染み付いているので、開幕からまだ勝利はないけれど、ゲームの内容的には新潟が非常にストロングポイントをしっかりと出している印象があります。それプラス、守備のところもかなりアグレッシブな守備に変わっていますので、本当に難しい相手です」

 24日に取材に応じた鬼木達監督は、そのように新潟の印象を話す。湘南との今季開幕戦(15日)は敗れたが、ホームでの連戦で勝利を積み重ね、今季序盤戦の勢いをつかみたいところだ。

「簡単な日程ではありませんが、このタイミングで3回連続ホームで戦えるのは、逆に言えば非常に喜ばしい日程でもあります。それをしっかりと生かしたい思いがあるので、ホーム開幕戦もそうだし、2戦目、3戦目と連勝していきたい。まだ(今季の)序盤かもしれませんが、それが自分たちにとってこれから先にもエネルギーを与えてくれる形になると思うので、“しっかりと勝ち点3にこだわっていこう”という話を選手にもしています」

 鬼木監督率いる鹿島が2連勝を目指し、新潟との一戦に挑む。